2012年05月22日
第29期定期株主総会ならびに定例会を開催いたしました。



弊社第29期定期株主総会と第1回の定例会が去る4月26日、ホテルメトロポリタン高崎(群馬県高崎市)にて盛大に行われました。まず総会では、昨年度の事業・決算報告が行われました。東日本大震災の直接間接の影響を受け、特に直営農場では計画的避難地域にも指定され移転を余儀なくされる等の苦難がありましたが、メンバー農場の規模拡大や生産性の向上によってグループの国内生産豚肉シェアが0.8ポイント上昇して3.2%にまで達しました。
総会後の定例会では成績優秀農場の発表がありました。生産成績もさることながら財務成績も統一し企業間比較しているのは弊社グループの特徴で世界にも類を見ない仕組みです。養豚生産で営業利益を挙げたグループ農場の中から生産、財務のバランスも加味して優秀農場が表彰されました。補てん金、補助金等で最終経常利益がプラスになってもあくまでも本業の実績が重要です。今回の特徴は、種付け母豚当り年間26頭を越える出荷を果たした農場が現れたことです。また離乳から肉豚出荷までの一日増体が800gを越える農場も数農場出てきました。環境コントロールを重視し、いかに健康に豚肉生産をするかが示されました。
今回のセミナーは3つの大きなテーマで行われました。一つ目はグループの家族養豚農家と実践するこれからの流通以降の取り組みです。シリーズで行われている今回が3回です。続いて農場コンサルサービス部所属の養豚専門獣医師3名による疾病対策の症例報告です。最後に最新の育種検定に関する知見が飼料育種サービス部・赤地養豚から報告されました。
セミナー後は恒例の懇親会が催され、全国の参加者で盛り上がりました。