「和豚もちぶた」は、出荷システムにも大きな特徴があります。
新鮮な肉を届けるために確立したスピード流通です。
独自の流通を持つメリット
▲運搬トラックとも専属契約を行い、ブランド力の強化に努めています。
「和豚もちぶた」の出荷は、すべてグローバルピッグファームを通した一元出荷で行われています。また、「和豚もちぶた」のみを扱う弊社管理の食肉処理加工センター「しばたパッカーズ」を設け、お客様に最短でお届けするシステムになっています。(その他にも和豚もちぶた専門の卸問屋が全国に5社あり、弊社流通システムと併せて約8割がこのルートを通ります。)
独自の流通ルートを持つことによる何よりのメリットは、他社の農場で育った豚や銘柄以外の豚肉が紛れ込むことがなく、100%「和豚もちぶた」という品質の規格を守ることができるということです。また、消費者や小売店から生の声が届きやすく、食の安心安全の為のトレーサビリティーを確立することが出来るのです。
徹底的に管理された流通システム
▲と畜後の検査。ここをクリアしないと「和豚もちぶた」として出荷
されることはありません。
酸化しやすい豚肉は、新鮮なほど味・肉質ともによく、迅速な出荷が要求されます。「和豚もちぶた」がセンターから小売店やレストランなどへ届けられるまでにかかる時間は3日。いくつかの問屋を経由するケースや、他業者からの出荷にスケジュールを左右されることがなく、スピーディーな流通を可能にしています。
「和豚もちぶた」として実際に出荷されるのは、総生産量の約70%。重量や脂肪の厚さ、赤身肉形成の具合など独自に定めた基準に照らし、一定の品質水準に達している肉だけが熟練した技術者によってカットされ流通にのります。
市場の価格変動に影響を受けにくい流通環境を作ることは、グループ農家全体の健全な経営にもつながっています。