2015年05月01日
(有)東北畜研の総会ならびに春期セミナーを行いました



平成27年4月23日(木)、宮城県松島町の松島一の坊にて、(有)東北畜研の第23期定時株主総会が開催され、予定の審議事項について審議が行われ、承認されました。おめでとうございました。
総会後、昨年度の成績に基づく成績優秀農場の発表が担当コンサルタントの丸山獣医より行われました。(株)ライブリーさんが最優秀農場として、また優秀農場には(有)門脇畜産さん、優良農場には(有)若槻養豚さんが表彰されました。
総会後のセミナーでは、飼料・育種サービス部・部長の高橋が、『近年の生産性トレンドとPEDの影響』と題したプレゼンテーションを行いました。昨年度のPEDでは主として哺乳中の死亡率に影響を及ぼし、一腹当り離乳子豚数の減少が見られましたが、その後の肥育成績にはほとんど影響が見られませんでした。しかしながら、肉豚出荷頭数では前年対比減頭してしまいました。
『PED陽性農場におけるワクチン接種と中和抗体価の推移』と題したプレゼンテーションを地区担当獣医の丸山より行いました。実際の農場データに基づき、今後の方向性に示唆を与える内容で、活発な意見交換が行われました。
長時間にわたった勉強会となりましたが、本セミナーの情報が、和豚もちぶたの製造コスト低減に少しでもお役に立ちますことを願っております。