2012年08月07日
Lauren Christian Pork Chop Open 参加と米国種豚情報収集を行いました。


米国アイオワ州立大学畜産学部教授で1998年11月23日に62歳の若さでお亡くなりになった故ローレン・クリスチャン博士を偲ぶゴルフトーナメントが大学内の Veenker Memorial Golf Course で毎年開催されており、今年は7月24日に行われました。40℃を超える猛暑にもかかわらず、約80名の養豚関連業界の方々や研究者達が参加され、盛況裡に終わりました。
故クリスチャン博士は、豚の輪切りを作成し、豚の持つ遺伝的な違いによる皮下脂肪厚の付着状態を明示し、また豚肉質に大きな影響を及ぼすPSS(豚ストレス症候群)豚を識別するためのハロセンテストを開発されました。アイオワ州立大学畜産学部の教授として、今日の多くの養豚業界のリーダー達の育成にも貢献されました。飼料・育種サービス部・部長の高橋の修士・博士課程における指導教官でもあられました。多数来日され、我が国の豚育種ならびに養豚業界全体に多大な貢献もなされました。
今回のトーナメント等を通じて集められる寄付金は、クリスチャン博士の名を冠した奨学金として大学院生のサポートに活用されており、今後も博士の貢献と業績を多くの人々の記憶に鮮明に残してゆくこととなるでしょう。
今年度も、未亡人のネルダ・クリスチャンさんからご招待があり、新潟の丸山農場の丸山社長と飼料・育種サービス部・部長の高橋が参加しました。トーナメント後のレセプションでは指導教官であったクリスチャン博士との思い出や業界への貢献についてのスピーチを行い、参加者の皆さんと思いを共有させていただきました。
弊社ならびに赤地養豚㈱では、常時、豚の遺伝資源に関する最新情報を世界中より収集しています。今回の訪米中にもサウスダコタ州のネルソンブラザーズ等の種豚のブリーダーの方々や人工授精用の精液販売会社のSGI社ならびにIBS社で採精用に飼養されている雄豚についても再確認させていただきました。今後、必要に応じ、これらの新しい遺伝資源を導入し、和豚もちぶた生産のための種豚に活用されることとなります。

今回の訪米中には、故ローレン・クリスチャン博士の実兄で長年に亘りアイオワ州立大学の豚教育農場の責任者を務められ、世界的に種豚のジャッジとしても著名なアル・クリスチャン氏とSGI社のハロルド・ホドソン博士に大変にお世話になりました。厚く御礼申し上げます。尚、アル・クリスチャン氏は、弊社代表取締役会長の赤地とは40年以上に亘る友人で、種豚のコンサルタントとしてもご協力いただいております。



