コンサルテーションデータに基づく経営指導

グローバルピッグファームのコンサルテーションは、
生産技術面だけではありません。
各養豚農家の経営面でのサポートを的確に行っています。

脱落者を出さない
経営サポート

各農場で行われる勉強会

▲各農場で行われる勉強会のテーマは、生産技術、財務の双方に及びます。

「利益が出る経営でなければ、健康でおいしい豚肉は生産できない」という方針のもと、グループの養豚農家を全て法人化してもらい、財務面での改善に力を注いでいます。
 各農家が法人化し、財務諸表を提出してもらうことで、正確な経営情報を共有し、財務評価の比較表を作成します。各農家は、自分の成績がどこに位置するかを知ることで経営上の弱点が見え、改善すべきポイントがわかります。
 これによって、各農家はお互いに競い合いながら品質の向上やコストダウンを図ることができます。創立以来グループから脱落した農家はなく、現在全て黒字経営となっています。

財務に強いグループ

直営農場 自家配合施設

▲各農場ごとに、具体的な数値を達成の判断基準とし、
それをデータとして蓄積しています。

 2015年2月期の決算で、グループの農家の自己資本比率は半数が50%に達しました。また、総資本経常利益率も、半数の農家で10%以上となっています。従来、借入金と補助金で行っていた設備投資が、自己資本でできるようになりました。自己資本による投資は、経営力を大きく強化させることにつながります。

衛生管理

自然飼育にこだわった健康管理

▲経験豊かな7人のコンサルタント獣医が定期的に各農場を巡回しています。

自然飼育にこだわった健康管理 現在、コンサルタント獣医と呼ばれる養豚専門獣医7人が、全国の「和豚もちぶた」生産農場を定期的に訪問しています。病気になった豚に注射を打つのではなく、豚が本来持っている抵抗力や免疫力を引き出し、病気を予防するためのコンサルティングを行っています。自然分娩、自然飼育を原点とし、養豚場の健康管理指導を行っています。
また、畜舎の改善、設計、レイアウトを含め、環境管理を行っています。豚の性質を考えて合理的に作られ清潔に保たれた畜舎は、健康な豚を育てるには必要不可欠なものです。

データに基づいたサポート

▲本社内検査室でのメディカルチェック。

データに基づいたサポート グループ農家の豚一頭一頭の育成データは、すべてコンピューターに入力され、担当獣医が管理しています。農場訪問の際、データに基づいた細やかな対応を行うことが可能です。種付けや分娩のデータから生産性への影響を分析し、設定通りに豚を管理できているかなどを確認しています。